GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガーガール) 1巻 感想(レビュー)


舞台は架空の欧州。

主人公が働いている「公益法人社会福祉公社」と呼ばれるところは、表向きは身障害者支援事業であるが
実際は国中から集めた障害者(少女)に機械の体を与え、条件付けと呼ばれる洗脳を施すことで
政府の為の汚れた仕事を引き受ける特殊な機関である。


この作品は台詞回しが非常に独特で、ウィットの効いた惚れ惚れする台詞に病みつきになる。
細かな描写もとても秀逸だ。1巻だけでも非常に内容が濃く、十分に作品の世界観に惹き込まれることになるだろう。

...そして何より、先に書いた通り舞台背景やテーマについてが非常に重い。
戦闘に向けた、障害者の人体改造。あってはならないことだと、確かに思う。


───朝、目が覚める度、いちばんに気になることがある。
それは今日もちゃんと自分の体が存在するのかということ。

良かった、動く。
自由な体、素晴らしいことだ。

社会福祉公社。
私はここでの生活をとても気に入っている
───



家族たちに見捨てられた、CFS症候群の全身麻痺患者の少女。
家族全員が惨殺され、本人も酷く重傷を負い、今や自殺を望む少女。
そんな少女たちの身体を改造して戦わせるなんて、非道徳な悪鬼の所業なのかもしれない。

....だがしかし、彼女たちは幸せだ。
機械の体を与えられようが、偽りの生を与えられようが、彼女たちは今を幸せに生きている。
身体を改造し義体にしたとしても、その行為がもし"人を助けること"に繋がるのであれば
それは一概に悪いことだとは言えないじゃないかな、と私は感じる。
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