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文句なしに面白い作品。/『ようこそ実力至上主義の教室へ』 2巻 感想

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2巻を読もうとページを開いて、まずビックリしたこと・・・。「軽井沢って、こんな美少女だったのかよ!!」ぶっちゃけ、ただのモブキャラだと思っていたので、ここまで可愛い子だとは思っていませんでした\(^o^)/

それに、ギャルっていうから、もっと江ノ島盾子的なイメージをしていたのですが、それとは全然離れているのが、またビビったという(^^;笑 そりゃ、あまりにギャルギャルしていたら、平田も付き合わなかったか・・・?

そういえば、未だに、平田の方は彼女のことを「さん」呼びしているのが気になるところですね。




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“ただひとつ確かなことは、人は一人では生きていけないということ。
どれだけ孤独を愛そうとしても、私は私だけで生きていくことなど到底出来はしない。”


故に――と続くわけですが、このページを目にした瞬間、何度も何度も心の中で深く頷いてしまいました。自分も、人と話すのが苦手なんですよね。得意だと思ったことはありません。人と一緒にいるのが、とにかく苦手。だけど、人は好きです。でもやっぱり、人と関わるのは苦手という・・・

そんな面倒くさい心をこじらせていると、やがては「友達なんていらない!一人で生きていける!」と考えるようになるのですが、結局は、佐倉の言う通り、「人は一人では生きていけない」ということに気付くのですよね。

誰しも、本当に独りぼっちを愛して、独りぼっちで生きていくことに幸福を感じる人はいないと思います。絶対に、親や兄妹や恋人や友など、「誰か」の存在が必要になっていく。求めてしまう。

佐倉は、根っからの対人恐怖症で、人の目を見ることはおろか、人前で話すことだって難しい。友達は一人もいないし、いつだって教室で目立たないように静かに座っている。だけど、心の底では、人と繋がりたいと願っている。友達が欲しいと、切望している。

だから、彼女は仮面を被って、嘘子でも笑顔を作って、アイドルになったという・・・。「アイドル?ちょっと話が飛躍しすぎじゃない?」と思ってしまうかもしれませんが、以前地下アイドルが出演するトーク番組を見たことがあって、そのアイドルも結構似たようなことを発言していたので、実際問題としてあり得るんだろうなあと。アイドルって、まさに、本当の自分と違う自分を作るにはもってこいの世界ですからね。

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櫛田さんとは仲良く遊ぶのに、自分は放置で、不機嫌になる堀北さんKAWAII\(^o^)/

こういう表情ができるようになった・・・というのは、彼女なりの成長の兆しでしょう。今まで通り、誰とも仲良くなろうとしないで、孤高に生きていこうと考えていた女の子のする顔じゃないですよね笑

「人は、簡単に変わることはできない」という話が、今回たびたび強調されていました。その場、その瞬間は改心を決意しても、明日にでもなればモチベーションは下降し、三日も経てば元通り。それが人間。だから簡単に「自分は変わる!」と口にしてはいけないし、相手も簡単に信用してはいけない。

大切なのは、継続すること。小さな一歩でもコツコツと続けていけば、やがては大きく成長した自分がそこにいる。須藤にしろ、佐倉にしろ、D組の生徒たちは、ホントにそういった意識を身につけることができればいいなあと思います。いや、自分自身耳が痛い話なんですけどね(^^;

パーソナルスペースの話が出てきたときは、思わず「きたーーーー!!」と喜んでしまいました。暁の護衛でもありましたよね。海斗は、パーソナルスペースの達人であると。傍から見ていると、本当にそうなのかなあ・・・?笑と首をかしげたくなる気持ちになりますが、実際どんな性格が面倒くさい人とも、次々と打ち解けていくのが凄かったですよね。

今巻のラストは、綾小路の抱える問題とは何か、と非常に意味深なイラストとともに提示されましたが、単純に「事なかれ主義」ではなかったということが秀逸でしたね。思い返せば、暁の護衛にしろ、レミニセンスにしろ、主人公は優秀なのに、普段はその力を隠していて、では、なぜ隠すのかというと、伊達や酔狂じゃなくて、きちんとした問題を抱えており、そのために隠しているんですよね。

そう考えると、今作の主人公も、きちんとした背景があって、だから能力を隠すようにしているはずなんですが、個人的には、おそらく過去ずっと友達がいなかったという点が結構重要なポイントなんだろうなあと思っていたりします。優秀すぎて、意識が高すぎて、周りと上手く付き合えなかったとか?今はできるだけその気持ちを抑えて、平々凡々に努めようとしているけど、たまに本性が出てしまい、結局どっちつかずの変な行動になってしまっているとか?

どうなんでしょう。最新刊では、もういろいろと明らかになっていたりするのでしょうか。というか、この作品ってもう完結していたりするのでしょうか。今夏にアニメが放送するという情報しか知らなかったり\(^o^)/

とりあえず、今回も非常に面白かったです。なんといっても、1巻と同様に起承転結が秀逸でした。3巻も楽しみ!

ようこそ実力至上主義の教室へ 2 (MF文庫J)
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