相互RSS・お気に入り・お友達のブログ

GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガーガール) 4巻 感想(レビュー)




━━━ふれそうでふれない距離。

見上げると遠い。それが私とジョゼさんの距離。

私はあの人に近づきたいのだけど、その勇気がでないのだ。

何か越えられない壁があるみたいで━━━


愛する人にもっと近づきたい、大事にされたいと望むヘンリエッタ。
しかし、自分とジョゼとの間には見えない心の壁があることをどことなく彼女は理解している。
クローチェ事件。
まだ詳しい内容は明らかになっていないが、恐らくジョゼ兄弟は五共和国派によって愛する実妹が殺されたのだろう。
ヘンリエッタを妹のように扱い可愛がってあげるジョゼさんだけど、どこか余所余所しいときもあるよね。
それはきっと"妹"というのが彼のなかである種のトラウマになっているからかな。

2012_0428_15_13_37_910.jpg

ヘンリエッタの頭を撫でるジョゼ。

それは果たして、妹のトラウマを心の奥底に封じ込め仮面を被った故の行為なのか。
それとも純な気持ちからの触れ合いなのか......


また、今巻ではトリエラの過去も明かされる。

彼女のフラテッロであるヒルシャーは以前、警察機関に属していた。
年間150万人もの女子供が商品として売買されているこのご時世、そういった人身売買機関を撲滅したいと上層に申し出るが却下される。

━━━お前は幸せに育ちすぎている。世の中と人間を善いものと信じている。

だから現場にはやれんのだ━━━


ヒルシャーは上司にある子供のスナッフ・ムービーを見せられる。
そうして彼は真に世の中のことを知った。
いかに人間が悪事を働くか。いかに悍ましい人間がいるのか。
普通の人ならここで心を痛み、何もかも投げ出してしまうだろう。
しかし彼は決して目を背け逃避しようとは思わなかった。
こんな世の中でも、まだ捨てたものじゃないと。
子供たちを助けられる可能性があるなら、救ってやろうと。
同じ意志を持つラシェルと共に、彼は行動し、ついには一人の少女(トリエラ)を救う。

2012_0428_15_14_41_92.jpg
2012_0428_15_14_54_911.jpg

ラシェルはトリエラを助ける際、敵に重傷を負わせられ死んでしまったが、
夢のなかでトリエラは亡き母(ラシェル)に会えたと口にする。


命を懸けてまで自分を救ってくれたラシェル。
銃とナイフを持ち、今や義体として生きるトリエラだが
そのことは彼女にとって「小さな幸せ」...いや、「大きな幸せ」なんだろうな。
関連記事

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

●管理人:紅茶
色々とリニューアル

最新記事
Twitter
カテゴリ
アーカイブ
リンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク
最新コメント
「――で、あるか。」
全記事表示リンク
ブログ内検索兼カテゴリ別一覧表示

(1頁最大50件)